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招き猫の歴史・文化

招き猫の日って何?2月22日と9月29日それぞれの記念日の由来やおすすめの楽しみ方を徹底解説

「招き猫の日って、いつ?」と聞かれたとき、答えに迷う方は多いかもしれません。
実は、招き猫の日は年に2回あります。

2月22日と9月29日、それぞれに由来があり、制定された背景も異なります。
この記事では、2つの招き猫の日の違いと、それぞれの楽しみ方を解説します。

より詳しく知りたい方は『招き猫とは?意味・由来・種類から読み解く、日本が育んだ縁起物』もご覧ください…!

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招き猫の日は2つある

招き猫の歴史(1477年ー現代) 室町時代の伝説に始まり、江戸の史料、明治の瀬戸量産、昭和の常滑形を経て、現代は世界の『Maneki Neko』へ。

2月22日と9月29日、それぞれ別の由来を持つ

招き猫の日として知られているのは、2月22日と9月29日の2つです。
どちらも語呂合わせを由来としていますが、制定した団体も、込められた意味も異なります。

2つの記念日を混同しやすいのはそのためですが、背景を知ると、それぞれの意味が見えてきます。

記念日が2つある理由

日本では、「記念日」を制定する際に語呂合わせが広く使われます。
招き猫の場合、猫の鳴き声と数字の組み合わせで2つの日付が浮かび上がったことが、2つの記念日が生まれた背景のひとつです。

どちらの記念日も、招き猫の文化を広めたいという思いから制定されており、相互に矛盾するものではありません。

2月22日の「招き猫の日」

招き猫の色とご利益一覧図(8色の意味と由来) 色ごとのご利益・風水・由来を整理。願いに合わせて色を選ぶ際の参考に。

「猫の日」との重なり

2月22日は、「猫の日」として広く知られています。
「ニャン(2)ニャン(2)ニャン(2)」の語呂合わせから制定されており、猫に関するさまざまなイベントや話題が集まる日です。

招き猫は猫をモチーフにした縁起物であることから、猫の日である2月22日を「招き猫の日」として捉える文化も生まれました。
招き猫専門店や関連施設では、この日に合わせたイベントや企画を実施するところもあります。

猫の日が招き猫への関心を広げる入口に

猫の日は、ペットとしての猫への関心が高まる日ですが、そこから招き猫という縁起物の存在を改めて見直すきっかけにもなっています。
「猫の日だから招き猫のことを調べてみた」という方が増える日でもあります。

ペットとしての猫と縁起物としての招き猫。
2つの猫文化が2月22日に交差しています。

9月29日の「招き猫の日」

「くる福」の語呂合わせから生まれた記念日

9月29日は、「来る(く・9)福(ふく・29)」という語呂合わせから「招き猫の日」として制定されました。
招き猫が「福を招く」縁起物であることをそのまま数字に込めた、非常にわかりやすい由来です。

この記念日は、招き猫の文化を広める活動を続けてきた「日本招き猫倶楽部」が制定しました。
招き猫を愛する人たちの思いが、ひとつの記念日として結実したものといえます。

日本招き猫倶楽部とその活動

日本招き猫倶楽部は、招き猫の文化を次世代に伝えることを目的に活動している団体です。
9月29日には、全国各地でイベントや展示会が開催されることがあり、招き猫の収集家や愛好家が集まる機会となっています。

招き猫の日をきっかけに、新しい招き猫を迎えたり、手持ちの招き猫を改めて飾り直したりする方も多くいます。
縁起物を暮らしのなかで意識的に扱う機会として、この記念日は定着しつつあります。

招き猫の日のおすすめの楽しみ方

新しい招き猫を迎える

招き猫の日は、新しい招き猫を迎えるのに適したタイミングです。
縁起物は、特別な日に選んで迎えることで、より意味深く感じられるものになります。

色や素材、産地などを調べながら、自分のお気に入りの一体を探すのも楽しみ方のひとつです。
常滑焼・瀬戸焼・九谷焼など、産地によってそれぞれの風合いがあり、見比べるだけでも招き猫の世界の奥深さが分かります。

招き猫ゆかりの場所を訪れる

招き猫の日には、招き猫にまつわるスポットを訪れるのもよい過ごし方です。
招き猫発祥の地として知られる豪徳寺(東京・世田谷)や今戸神社(東京・台東)では、招き猫にまつわる展示や奉納品を見ることができます。

常滑市(愛知県)には、招き猫をテーマにした「招き猫通り」や「INAXライブミュージアム」があり、産地としての文化を直接感じることができます。
旅先として計画するのに、招き猫の日はちょうどいいきっかけになります。

飾っている招き猫を見直す機会として

すでに招き猫を飾っている方にとっても、記念日はひとつの節目になります。
「ちゃんと埃を払ってあげよう」「置き場所を変えてみようかな」と、招き猫に改めて向き合う機会として活用できます。

縁起物は、飾りっぱなしにするより、日常のなかで意識して関わることで、暮らしのなかに根づいていきます。
招き猫の日は、そのきっかけとしてちょうどいい日です。

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招き猫研究所では、招き猫を『縁起物の雑学』ではなく、日本が育んできた文化として伝えていきたいと考えています。
歴史や由来、窯元や産地が育んできた招き猫の世界を、もっと多くの方に届けたい。

そんな思いで、記事を書いています。
「招き猫って、もっと深いんだ」と感じていただけたら、『招き猫の歴史・文化』の記事もご覧になってみてください。

まとめ

招き猫の日は、2月22日と9月29日の2つが存在します。
それぞれの由来と特徴をまとめると、以下のとおりです。

どちらも、招き猫という縁起物の存在を見直す機会として活用できます。
新しい招き猫を迎えたり、ゆかりの地を訪れたり、飾っている招き猫を手入れしたりすることで、招き猫との関わりをより豊かにできます。

日本が育んできた招き猫の文化は、記念日という形でも今に伝えられています。