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招き猫の歴史・文化

招き猫に関連する神社・寺はどこ?縁起物と信仰の場のつながりと願い

「招き猫に関連する神社や寺って、どこがあるんだろう」。
縁起物として招き猫を据えたいとき、そんな疑問を抱いた経験はありませんか?

招き猫に関連する神社・寺は全国にあり、縁起物と信仰の場のつながり、願いを込めて奉納する文化があります。
招き猫に関連する神社・寺と、その願いを紐解いていきましょう。

より詳しく知りたい方は『招き猫とは?意味・由来・種類から読み解く、日本が育んだ縁起物』もご覧ください…!

https://good-luck-cat.com/manekineko/

目次

招き猫に関連する神社・寺とは

縁起物と信仰の場のつながり

招き猫は縁起物として、神社や寺に奉納されることがあります。
信仰の場と縁起物のつながり、願いを込めて据える文化が受け継がれてきたのです。

招き猫に関連する神社・寺は、豪徳寺、今戸神社、自性院、檀王法林寺、お松大権現、住吉大社楠くん社、青梅住吉神社、黒猫大明神、宝当神社、難波八坂神社、成田山新勝寺、海雲寺など、全国に点在しています。
それぞれに招き猫とのつながりや、込められた願いがあるのです。

願いを込めて奉納する、という文化

願いが叶ったお礼として招き猫を奉納する習慣があります。
商売繁盛、金運、縁結び、合格祈願など、願いに合わせて奉納する文化が受け継がれてきました。

神社・寺が招き猫と結びついてきた背景には、縁起物と信仰の場のつながりがあります。
願いを込めて奉納する、という文化が、招き猫と神社・寺を結びつけてきたのです。

招き猫発祥・伝説の神社・寺

招き猫の色とご利益一覧図(8色の意味と由来) 色ごとのご利益・風水・由来を整理。願いに合わせて色を選ぶ際の参考に。

豪徳寺|招き猫発祥の寺

豪徳寺(東京都世田谷区)は、招き猫発祥の地の一つとして知られています。
江戸時代、彦根藩主の井伊直孝が寺の前を通りかかったとき、猫が手を上げて招いたといわれています。

直孝が猫に導かれて寺に入ると雷雨が降り始め、難を逃れたため、井伊家の菩提寺として厚く庇護しました。
招福猫児(まねぎねこ)と呼ばれる白い招き猫が祀られ、願いが叶ったお礼として奉納する文化があります。

今戸神社|招き猫発祥の地

今戸神社(東京都台東区浅草)も、招き猫発祥の地の一つとして知られています。
江戸時代、貧しい老婆の夢に猫が現れ、「自分の姿を人形にしたら福徳を授かる」とお告げがあったといわれています。

老婆は今戸焼の猫人形を作って売り、評判になったとされています。
縁結び、金運、商売繁盛のご利益があり、右手の白猫と左手の三毛猫が据えられています。

自性院|猫寺、道灌と黒猫の伝説

自性院(東京都新宿区)は「猫寺」の別名で知られ、招き猫発祥の地の一つとされています。
室町時代、太田道灌が道に迷い劣勢に立たされていたとき、黒猫が現れて自性院に招き入れたという伝説があります。

道灌は猫の死後に地蔵像を造り奉納し、「猫地蔵」と呼ばれるようになりました。
境内には猫塚もあり、招き猫と信仰の場のつながりを感じられる寺院です。

檀王法林寺|日本最古の黒招き猫

檀王法林寺(京都市左京区)は、日本最古の招き猫伝説を持つ寺社として知られています。
主夜神尊という夜を守る神様の御使いが黒猫とされ、黒招き猫を授与しています。

右手を挙げた珍しい形の招き猫で、神通力を持つとされています。
江戸中期から「主夜神尊」の銘を刻んだ招き猫が授与されてきた、由緒ある寺院です。

招き猫を祀る神社・寺

お松大権現|約1万体の招き猫が奉納

お松大権現(徳島県阿南市)は「猫神さん」として知られ、境内に約1万体の招き猫が奉納されています。
勧請という慣わしがあり、社殿の招き猫を借りて祈願し、成就後に2体を返す、という文化があります。

合格祈願、必勝祈願、商売繁盛、開運のご利益があるとされ、受験シーズンには多くの参拝者で賑わいます。
縁起物と信仰の場のつながりを感じられる、招き猫の名所です。

住吉大社楠くん社|招福猫と初辰まいり

住吉大社楠くん社(大阪市住吉区)は、住吉大社の末社で「はったつさん」の愛称で親しまれています。
招福猫を授かることができ、左手を挙げた猫は人招き、右手を挙げた猫は金招きのご利益があるとされています。

毎月初めの辰の日に4つの末社を巡拝する「初辰まいり」の慣わしがあります。
小さな招福猫を48体集めると満願成就となり、一回り大きな招福猫と交換できる、という文化があります。

青梅住吉神社|猫祖神と猫の町

青梅住吉神社(東京都青梅市)には、招福殿に「阿於芽猫祖神」が祀られています。
右手は金運を招き、左手にはマタタビの葉を持ち、商売繁盛と地域繁栄を願って奉納されました。

大黒天猫と恵比寿猫も鎮座し、青梅は養蚕業で猫が重宝された「猫の町」として知られています。
縁起物と信仰の場のつながり、願いを込めた招き猫の文化が受け継がれている神社です。

黒猫大明神|魔除けの黒猫

黒猫大明神(長野県長野市松代町)は、東郷平八郎元帥に由来する神社です。
東郷元帥は黒猫を航海安全の魔除けとして大切にしており、愛猫の死後に黒猫像を祀りました。

世界中から集められた魔除けの黒猫像約2500体が御神体として祀られています。
魔除け、航海安全のご利益があるとされ、招き猫と信仰の場のつながりを感じられる神社です。

招き猫と縁の深い神社・寺

宝当神社|福ちゃんと宝くじ

宝当神社(佐賀県唐津市高島)は、宝くじの高額当選で有名なパワースポットです。
島の参道にある野崎酒店には、福ちゃん、かねちゃん、あたるちゃんという実在の招き猫がいます。

猫たちが関わった宝くじの当選総額は、報告があったものだけで約22億円以上に達しているとされています。
宝当黄金袋に宝くじを入れて祈願する、という参拝方法が知られています。

難波八坂神社|おまねきさん

難波八坂神社(大阪市浪速区)は、かつて「難波のおまねきさん」として招き猫の名所として知られていました。
境内に招き猫奉納台があり、本殿内には多くの木彫り招き猫が奉納されていたといわれています。

現在は金銀の招き猫が社務所で授与されています。
商売繁盛、開運のご利益があるとされ、招き猫と縁の深い神社として知られています。

成田山新勝寺|開運厄除けと縁起物

成田山新勝寺(千葉県成田市)は、真言宗智山派の大本山で、年間1000万人以上が参拝する寺院です。
開運厄除け、商売繁盛のご利益があり、御本尊は不動明王です。

縁起物として招き猫とともに据えられることがあり、開運や商売繁盛を願う参拝者が訪れます。
信仰の場と縁起物のつながりを感じられる、由緒ある寺院です。

海雲寺|招き猫の寺

海雲寺(群馬県安中市)は「招き猫の寺」として全国でも珍しい寺として知られています。
住職が豪徳寺で修行したことから、豪徳寺の招福観音の分身を勧請し、招き猫の寺となりました。

左手を挙げた雌猫は商売繁盛や金運、右手を挙げた雄猫は縁結びや先客万来のご利益があるとされています。
招福堂に招福観音が祀られ、縁起物と信仰の場のつながりを感じられる寺院です。

縁起物と信仰の場、願いを込めて

神社・寺に招き猫を奉納する意味

願いが叶ったお礼として招き猫を奉納する文化があります。
縁起物と信仰の場のつながり、願いを込めて据える、という考え方が受け継がれてきました。

豪徳寺やお松大権現のように、境内に多くの招き猫が奉納されている神社・寺があります。
願いに合わせて神社・寺を選び、招き猫を奉納する、という文化が根づいているのです。

願いに合わせて参拝する

商売繁盛、金運、縁結び、合格祈願など、願いに合わせて神社・寺を参拝する方がいらっしゃいます。
招き猫に関連する神社・寺を参拝するときは、それぞれの由緒やご利益を確認するとよいでしょう。

縁起物の願いを込めて据える、という気持ちが大切だといわれています。
招き猫に関連する神社・寺を知ると、縁起物と信仰の場のつながりの世界が広がるのです。

日本初の招き猫専門メディア『招き猫研究所』

招き猫研究所では、招き猫を『縁起物の雑学』ではなく、日本が育んできた文化として伝えていきたいと考えています。

色の意味や置き場所のハウツーだけでなく、窯元や産地、職人さんの想いが込められた招き猫の世界を、もっと多くの方に届けたい。

そんな思いで、記事を書いています。

「招き猫って、もっと深いんだ」と感じていただけたら、『招き猫の歴史・文化』の記事もご覧になってみてください。

まとめ

招き猫に関連する神社・寺は全国にあり、豪徳寺、今戸神社、自性院、檀王法林寺、お松大権現、住吉大社楠くん社、青梅住吉神社、黒猫大明神、宝当神社、難波八坂神社、成田山新勝寺、海雲寺などが知られています。
縁起物と信仰の場のつながり、願いを込めて奉納する文化があるのです。

願いに合わせて参拝すると、招き猫の世界が広がります。
招き猫に関連する神社・寺を知ると、縁起物と信仰の場のつながりを感じられるでしょう。