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招き猫の選び方

招き猫の色の意味とは?研究所が定義する9色の願いを解説

この記事でわかること

  • 研究所は招き猫の色を9色・8つの願いで定義
  • 白・三毛は願いを選ばない基本の色
  • 残る7色は招く・育む・守るの3つに分けた
  • 願いの言葉と場面から一体の色を選べる

招き猫研究所は、招き猫の色の意味を9色・8つの願いとして定義しています。研究所の記事は、どの色を扱うときもこの定義の言葉を使います。

招き猫の色は、見た目の好みで選ぶだけのものではありません。研究所は、色を迎える人の願いを形にするものと考えています。

そこで、定義の表に加えて、色ごとに込める願いの言葉と、迎えるのに向いた人や場面をまとめました。どの色にしようか迷ったときの、研究所としての答えです。

招き猫研究所が定義する色の意味

9色の招き猫それぞれの意味を、招き猫研究所は以下の表のとおり定めています。色名の前の丸は、それぞれの色の見本です。

色の定義の要点

  • 白・三毛は願いを選ばない開運招福の色
  • 金・黒・赤・緑・ピンク・黄・青は願いごとに役割を分けた
  • 定義は研究所の価値基準で、効果を約束するものではない

招き猫研究所の色の定義

色招き猫研究所の定義研究所の考え方
白・三毛開運招福(どんな願いにも通じる基本の色)何色にも染まる白と、日本の猫らしい三毛は、願いを選ばずに福を招く基本の色
金金運・仕事運小判や黄金を思わせる金は、お金の巡りと、仕事や商いの実りを招く色
黒厄除け夜の闇にも溶ける黒は、災いを寄せつけず、身と家を守る色
赤病よけ古くから病を遠ざける色とされてきた赤は、病から身を守る色
緑健康長寿草木や若葉の色である緑は、いのちの勢いとすこやかさを表し、長く元気に過ごす願いを託す色
ピンク恋愛成就桜を思わせるやわらかなピンクは、恋心と良い出会いを招く色
黄人望招福(人に慕われ、人が集まる運。いわゆる人気運)明るく人の目を引く黄は、人に慕われ、まわりに人が集まる運を招く色
青学業向上(集中力・判断力の向上)澄んだ空や水を思わせる青は、心を落ち着かせ、学びに向かう集中と判断を支える色

この表は、一つの色に一つの願いを託す形でまとめました。白と三毛だけは願いを絞らない基本の色で、残る7色はそれぞれ託す願いが分かれています。

定義は、招き猫研究所が色に込める価値基準です。色の招き猫を置けば願いがかなうと約束するものではないため、願いを託す色を選ぶ手がかりとして使ってください。

招く色・育む色・守る色

研究所は、7色を「招く色」「育む色」「守る色」に分けています。良いものを呼ぶ願いと、自分を育てる願い、悪いものを遠ざける願いでは、色に託す役目の向きが違うからです。

願いの向きで分けた7色

区分色託す願いの向き
招く色金・ピンク・黄お金や仕事、恋や人との縁を呼び寄せる
育む色緑・青自分の体や力を、長く確かに育てる
守る色黒・赤災いや病を遠ざけ、身と家を守る

招く色は外から良いものを呼ぶ色で、育む色は自分の内側を整える色です。一方で、守る色は今ある暮らしを崩さないための色にあたります。

同じ健康の願いでも、赤は病を遠ざける守りの願い、緑は元気に年を重ねる育む願いです。研究所が赤と緑で健康の願いを分けているのは、この向きの違いを大切にしているからにほかなりません。

願いを一つに絞れないときは「招きたいのか、育てたいのか、守りたいのか」から考えてみましょう。それだけで、候補の色は2〜3色に絞り込めます。

色ごとの定義と込める願い

9色それぞれに、研究所は定義の言葉と、その色に込める願いの言葉を決めています。色を選ぶときは、定義の言葉に加えて願いの言葉が自分の気持ちに合うかを確かめてください。

あわせて、その色を迎えるのに向いた人や場面も添えました。どれも研究所の提案で、色の決まりごとではありません。

白・三毛|開運招福

招き猫研究所では、白と三毛を開運招福の色として定義しています。どんな願いにも通じる、招き猫の色の基本です。

何色にも染まる白は、迎える人がどんな願いを重ねても受け止める色だと研究所は考えます。日本の猫らしい三毛も、特定の願いに絞らず、暮らし全体に福を招く色としました。

研究所が白・三毛に込める願いの言葉は、「毎日に、小さな福が重なりますように」です。そのため、次のような人や場面に向いています。

一方で、願いがはっきりしているなら、白・三毛を土台にして願いの色を1体添える選び方もできます。迷ったときは白か三毛から考えるとよいでしょう。

白い招き猫に研究所が込める意味は、白の記事で詳しく扱っています。

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金|金運・仕事運

招き猫研究所では、金を金運・仕事運の色として定義しています。小判や黄金を思わせる金に、お金の巡りと仕事の実りを託しました。

研究所が金運だけでなく仕事運まで含めたのは、お金は働きや商いの先に巡ってくるものだと考えるからです。つまり金は、稼ぐ力と実りの両方を願う色にあたります。

研究所が金に込める願いの言葉は、「仕事が実り、お金が巡りますように」です。迎えるのに向いているのは、次のような人や場面です。

ただし、金の招き猫を置けば収入が増える保証にはなりません。仕事に向き合う気持ちを支える色として迎えてください。

金色の招き猫と商いの話は、金の記事で詳しく扱っています。

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黒|厄除け

招き猫研究所では、黒を厄除けの色として定義しています。夜の闇にも溶ける黒は、災いを寄せつけず、身と家を守る色です。

研究所が黒を守りの色としたのは、闇に溶けて見えない黒に、悪いものを近づけない静かな強さを見るからです。赤と並んで、黒は暮らしを守る役目を担う色といえるでしょう。

研究所が黒に込める願いの言葉は、「災いが遠ざかり、家と家族が守られますように」です。次のような人や場面に向いています。

一方で、黒は招くより守る色なので、福を呼びたい願いとは役目が違います。白と黒を並べて、招く役目と守る役目を分ける飾り方も考えられるでしょう。

黒い招き猫と白い招き猫の違いは、黒の記事で詳しく比べています。

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赤|病よけ

招き猫研究所では、赤を病よけの色として定義しています。赤は古くから疱瘡(ほうそう:天然痘)を除ける色とされ、病を払う願いを担ってきました。

研究所はこの伝承を受け継ぎ、赤を病から身を守る色としています。健康全体ではなく病よけに絞ったのは、元気に過ごす願いを緑に託し、役割を分けているためです。

研究所が赤に込める願いの言葉は、「病が遠ざかり、すこやかに過ごせますように」です。迎えるのに向いているのは、次のような人や場面でしょう。

ただし、赤の招き猫は治療や予防の代わりになるものではありません。体を気づかう気持ちを形にする色として迎えてください。

赤い招き猫の首輪の話まで含めた背景は、赤の記事で扱っています。

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緑|健康長寿

招き猫研究所では、緑を健康長寿の色として定義しています。草木や若葉の色である緑に、いのちの勢いとすこやかさを重ねました。

病を遠ざける赤が守りの色なのに対し、緑は元気に年を重ねる力を育む色です。芽吹いた若葉が年ごとに枝を伸ばすように、長く元気に過ごす願いを託しています。

研究所が緑に込める願いの言葉は、「いつまでも元気に、笑って過ごせますように」です。次のような人や場面に向いています。

とはいえ、緑の招き猫が健康を約束するわけではありません。体を大切にしようと思える色として、身近な場所に迎えてください。

緑の招き猫に研究所が込める意味は、緑の記事で詳しく扱っています。

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ピンク|恋愛成就

招き猫研究所では、ピンクを恋愛成就の色として定義しています。桜を思わせるやわらかなピンクは、恋心と良い出会いを招く色です。

研究所はピンクに、恋が実る願いだけでなく、良い人と出会う願いも込めています。まだ相手が決まっていない人にも、思いを寄せる相手がいる人にも通じる色としました。

研究所がピンクに込める願いの言葉は、「心が通い合う人と、良いご縁で結ばれますように」です。迎えるのに向いているのは、次のような人や場面です。

一方で、仕事や友人との縁を広げたいなら、人望招福の黄が役目の近い色になります。恋の縁はピンク、人の輪は黄と分けて考えるとよいでしょう。

ピンクと赤の違いは、ピンクの記事で整理しました。

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黄|人望招福

招き猫研究所では、黄を人望招福の色として定義しています。人から慕われ、人の輪が広がる運で、いわゆる人気運にあたります。

明るく人の目を引く黄は、自然と人の視線が集まる色です。研究所はこの明るさに、人が集まり、慕われる運を重ねました。

研究所が黄に込める願いの言葉は、「人に恵まれ、まわりに笑顔が集まりますように」です。次のような人や場面に向いています。

なお、研究所の定義では、黄にお金の願いは重ねていません。金運を願うなら金、人との縁を願うなら黄と、役目を分けて選んでください。

黄色の招き猫に研究所が込める意味は、黄色の記事にまとめました。

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青|学業向上

招き猫研究所では、青を学業向上の色として定義しています。澄んだ空や水を思わせる青に、心を落ち着かせ、学びに向かう力を託しました。

研究所は、学業向上を集中力と判断力の向上と言いかえています。机に向かう集中と、迷ったときに正しく選ぶ判断の両方を支える色、という考え方です。

研究所が青に込める願いの言葉は、「落ち着いて学び、力を出し切れますように」です。迎えるのに向いているのは、次のような人や場面でしょう。

ただし、青の定義は研究所が新しく定めた意味で、昔から伝わる言い伝えではありません。学びに向き合う気持ちを整える色として迎えてください。

青の招き猫に研究所が込める意味は、青の記事で取り上げました。

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願いから色を選ぶ早見表

託したい願いが決まっているなら、色は早見表から選べます。願いが2つあるときは、2色を組み合わせる考え方も添えました。

願いと色の早見表

願いが決まっていれば、表の色から選ぶのが近道です。込める願いの言葉もあわせて並べました。

願いから選ぶ招き猫の色

託したい願い研究所の定義で選ぶ色込める願いの言葉
どの願いにも通じる福白・三毛毎日に、小さな福が重なりますように
お金・商売・仕事金仕事が実り、お金が巡りますように
災いを遠ざけたい黒災いが遠ざかり、家と家族が守られますように
病気を遠ざけたい赤病が遠ざかり、すこやかに過ごせますように
すこやかに長生きしたい緑いつまでも元気に、笑って過ごせますように
恋愛・良い出会いピンク心が通い合う人と、良いご縁で結ばれますように
人に慕われたい・人の輪黄人に恵まれ、まわりに笑顔が集まりますように
学業・集中・判断青落ち着いて学び、力を出し切れますように

健康の願いは、病を遠ざけたいなら赤、元気に長生きしたいなら緑と分かれます。受験の合格を願う場合、研究所の定義で選ぶ色は青です。

一方で、家内安全のように表にない願いは、願いを選ばない基本の色である白・三毛に託すとよいでしょう。家を災いから守る気持ちが強いなら、黒を選ぶ考え方もあります。

2色を組み合わせて選ぶ

願いが2つあるなら、向きの違う2色を組み合わせる選び方もできます。研究所がよく考える組み合わせを、場面ごとにまとめました。

場面ごとの色の組み合わせ(研究所の提案)

場面組み合わせ考え方
開業・開店金+黒商いの実りを招き、店を災いから守る
受験青+赤学びの集中を支え、本番前の体調を守る
新居白・三毛+黒暮らしに福を招き、家を守る
長寿の祝い緑+赤元気に年を重ね、病を遠ざける
新しい職場黄+金人の輪を広げ、仕事の実りを願う

組み合わせるときは、大きさや形をそろえると並べたときにまとまって見えます。ただし、3体以上に増やすと願いの軸がぼやけやすいため、最初は2体までにしておきましょう。

つまり、色の数を増やすことより、一体ごとに託す願いをはっきりさせることが大切です。

贈り物にするときの色の選び方

贈り物なら、相手の今の節目に合う色を選ぶのが研究所の考え方です。贈る側の願いではなく、相手が迎える場面から色を決めます。

開業祝いなら金、受験を控えた人には青、長寿の祝いには緑と、節目と色を結びつけると選びやすくなります。相手の願いがわからないときは、どんな願いにも通じる白・三毛が無難でしょう。

そのうえで、込めた願いの言葉をひと言添えると、色の意味が相手に伝わります。たとえば「仕事が実り、お金が巡りますように」と書いたカードを添えれば、金を選んだ理由も伝わるはずです。

一方で、手の上げ方や持ち物でも招き猫の意味は変わります。手や持ち物の意味は、意味の記事で一通り比べています。

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願いの言葉を添えて贈るなら、その一体がどこで、誰の手でつくられたのかも伝えたくなるものです。招き猫研究所を運営する株式会社日本招き猫総合研究所は、招き猫づくりにも取り組んでいます。

そのブランドが「Luxen Maneki」です。瀬戸焼の伝統窯の職人が、一体ごとに手作業で金彩を入れています。

よくある質問

Q. 縁起がいい招き猫の色は何色ですか?

A. 研究所の定義では、どの願いにも通じる基本の色は白と三毛で、意味は開運招福です。願いが決まっていないときや、はじめて迎えるときに向いています。

Q. 招き猫の白と黒の違いは何ですか?

A. 研究所の定義では、白は福を広く招く開運招福、黒は災いを遠ざける厄除けの色です。白は良いものを呼ぶ色、黒は今の暮らしを守る色と、託す願いの向きが違います。両方の願いがあるなら、2体を並べて役目を分ける飾り方もできます。

Q. 健康を願うなら赤と緑のどちらを選べばよいですか?

A. 研究所の定義で赤は病よけ、緑は健康長寿の色です。赤は病を払う守りの色、緑は元気に年を重ねる力を育む色にあたります。体調を崩しやすい人や療養中の人には赤、長寿の祝いや体づくりをはじめる人には緑が向いています。迷うときは2体を並べてもよいでしょう。

Q. 色の違う招き猫を一緒に飾ってもよいですか?

A. 研究所としては、色の違う招き猫を一緒に飾ることに問題はないと考えています。一体ごとに託す願いがはっきりしていれば、役目が重なることもありません。ただし数を増やしすぎると願いの軸がぼやけるため、2体程度から考えるとよいでしょう。

招き猫研究所がつくる招き猫「Luxen Maneki」

色に願いを託すなら、その一体がどこで、誰の手でつくられたのかも気になってくるのではないでしょうか。とはいえ、店頭に並ぶ招き猫から作り手の仕事まで読み取るのは難しいものです。

Luxen Manekiは、株式会社日本招き猫総合研究所が手がけるブランドです。つくり手は六古窯に数えられる瀬戸焼の職人で、注文を受けてから一体ずつ仕上げています。受注生産のため、注文からお届けまでの期間は約4〜6週間です。

仕上がった一体は、特製の桐箱に納めて届けています。桐は湿気を出し入れして中を守り、燃えにくい性質から、かつては金庫の内箱の材にもなった木です。

まとめ

招き猫研究所は、招き猫の色の意味を9色・8つの願いとして定義しています。白・三毛は開運招福、金は金運・仕事運、黒は厄除け、赤は病よけです。

緑は健康長寿、ピンクは恋愛成就、黄は人望招福、青は学業向上の色にあたります。7色は招く色・育む色・守る色に分かれ、託す願いの向きが違います。

色を選ぶときは最初に、招きたいのか、育てたいのか、守りたいのかを考えましょう。そのうえで早見表から願いに合う色を探してみてください。色ごとに研究所が込める意味は、それぞれの色の記事で確かめられます。