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招き猫の歴史・文化

東京の招き猫の神社・寺はどこ?豪徳寺や今戸神社、回り方を紹介

この記事でわかること

  • 東京で招き猫を授かれる寺社は豪徳寺と今戸神社
  • 自性院と浅草には、招き猫の説話と江戸の記録が残る
  • 回向院の猫塚と立川の猫返し神社は「猫ゆかり」の寺社
  • 豪徳寺と松陰神社は、世田谷線の駅から歩いて回れる

東京で招き猫を授かりに行くなら、世田谷区の豪徳寺と台東区の今戸神社が二つの軸になります。どちらも、寺社の授与所で招き猫そのものを受けられる場所です。

一方で東京には、招き猫を授けてはいないものの、猫の説話や供養の塚が残る寺社があります。行き先を選ぶ前に、授かる場所か、猫の話をたどる場所かを分けておくと迷わないでしょう。

研究所では2026年10月16日に、各寺社と東急電鉄の公式サイトを確かめました。エリアごとの違いと、世田谷線でまとめて回る道順まで、出かける前の判断材料をそろえています。

東京の招き猫の神社・寺の早見表

東京の招き猫スポットは、「授かる」「説話と記録」「猫ゆかり」の3種類に分けると比べやすくなります。まず一覧で、行き先の性格と最寄り駅をつかんでおきましょう。

目的別に見る東京の7か所

公式の情報で確かめられた東京の招き猫・猫のスポットは、寺社とその周辺6か所に電車1つを加えた7つです。招き猫を授与品として受けられるのは、このうち豪徳寺と今戸神社に限られます。

東京の招き猫・猫ゆかりの寺社とスポット(2026年10月時点)

場所エリア最寄り猫とのかかわり種類
豪徳寺世田谷区世田谷線 宮の坂駅 徒歩5分井伊直孝を招いた猫の縁起。招福猫児を授ける授かる
今戸神社台東区今戸浅草駅 徒歩15分夫婦の神にあやかった招き猫置物を授ける授かる
自性院新宿区西落合落合南長崎駅 徒歩3分太田道灌を導いた黒猫の説話、参道の石の招き猫説話と記録
浅草寺の周辺台東区浅草浅草駅嘉永5年に今戸焼の丸〆猫が売られたとされる説話と記録
回向院墨田区両国両国駅西口 徒歩3分猫が恩を返した話の伝わる猫塚猫ゆかり
阿豆佐味天神社立川市砂川町立川駅北口からバス約15分境内社が「猫返し神社」と呼ばれる猫ゆかり
幸福の招き猫電車世田谷線三軒茶屋駅発豪徳寺の招き猫がモチーフのラッピング電車乗り物

表のとおり、7つの場所は世田谷・台東・新宿・墨田・立川に散らばっています。そのため1日ですべてを回るより、エリアを一つ決めて組み立てるほうが無理がありません。

とくに世田谷は、豪徳寺と招き猫電車、松陰神社が一本の路線でつながっています。はじめて東京で招き猫を訪ねるなら、世田谷線の沿線から始めるのが組みやすいでしょう。

授かる寺社と、猫ゆかりの寺社の違い

両者を分ける目印は、授与所で招き猫を受けられるかどうかです。豪徳寺と今戸神社は、招き猫の置物を授与品として公式に案内しています。

これに対して回向院や阿豆佐味天神社は、猫の伝説や猫の守り神で知られる寺社です。公式サイトを見る限り、招き猫の置物を授けるという記載はありません。

なぜ東京には、招き猫を授けない「猫の寺社」がこれほど多いのでしょうか。だるまや熊手は、願いを託す形そのものが語られることの多い縁起物です。対して招き猫は、一匹の猫の話とともに語られてきたからだと研究所は考えます。

猫が人を助けた話や、人が猫を弔った話は、江戸の町のあちこちに残りました。つまり東京では、招き猫の寺社と猫の伝説の寺社が地続きになっているのです。

招き猫を授かれる東京の寺社

東京で招き猫を家に迎えられる寺社は、西の豪徳寺と東の今戸神社です。姿も由来も授与の仕組みも違うため、どちらへ行くかは授かりたい猫の形で選ぶとよいでしょう。

授かれる2つの寺社の要点

  • 豪徳寺の招福猫児は右手を挙げ、小判を持たない白い猫
  • 今戸神社の招き猫は、夫婦の神にあやかった二体で一組の姿
  • 受付は豪徳寺が8時〜15時、今戸神社が9時〜16時

豪徳寺(世田谷区)の招福猫児

豪徳寺で授かれるのは、寺が「招福猫児(まねきねこ)」と呼ぶ白い猫です。寺の縁起では、鷹狩りの帰りに門前の猫から手招きされた彦根藩主・井伊直孝が、寺に寄って雷雨をしのいだと伝えます。

招福猫児の値段は大きさで変わり、500円〜10,000円と寺は2026年10月時点で案内しています。ただし品不足のため、大きさによっては欠品の場合があるとも注意書きがありました。

この猫が小判を持たないのは、招福猫児が人との縁を招いても、福そのものは与えないという教えによります。授かった縁をどう生かすかは本人にゆだねられる、という考え方が右手だけを挙げた姿に込められているのです。

授与を受け付ける寺務所は8時〜15時で、境内に入れる6時〜17時とは時間が異なります。午後に着く予定なら、15時までに寺務所へ寄る順番で歩きましょう。

出典:豪徳寺「豪徳寺と招き猫」
出典:豪徳寺「授与品のご案内」

招福猫児の大きさの選び方や、奉納所に並ぶ猫の意味は、豪徳寺に話を聞いてまとめた研究所の記事で扱っています。

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今戸神社(台東区)の夫婦招き猫

今戸神社の招き猫は、伊弉諾尊・伊弉冉尊という夫婦の神にあやかった、二体で一組の姿が特徴です。縁結びの神社らしく、授与品の絵柄にも並んだ二匹の猫がよく登場します。

授与所では「招き猫置物」が授けられ、公式Instagramで神社が紹介したのは、金運来福・千客万来・満願成就の3種です。ただし置物の初穂料は公式サイトで確かめられず、受けるときに社務所で確認することになります。

社務所の受付は9時〜16時で、各線の浅草駅から徒歩15分の距離です。一方で境内には駐車場もお手洗いもないと、神社は案内しています。

そのため浅草の観光と組み合わせる場合は、駅の周辺で用を済ませてから向かうと落ち着いて参拝できます。浅草からの足を延ばす寄り道先として考えると、予定に組み込みやすいでしょう。

夫婦招き猫の名前や、縁結び会・ご祈祷の受け方は、今戸神社の記事にまとめました。

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豪徳寺と今戸神社の選び方

二つの寺社のどちらを選ぶかは、迎えたい招き猫の姿と、その日の行き先で決まります。比べるべき点を表に並べました。

豪徳寺と今戸神社の比較(2026年10月時点)

比べる点豪徳寺今戸神社
招き猫の姿右手を挙げた白い招福猫児(小判なし)夫婦の神にあやかった二体で一組
由来の主体井伊直孝を招いた猫という寺の縁起縁結びの願いから神社が考えた意匠
値段の公表500円〜10,000円(公式サイト)招き猫置物は公式に記載なし
受付時間寺務所8時〜15時社務所9時〜16時
組み合わせやすい場所世田谷線の沿線、松陰神社浅草、浅草名所七福神めぐり

出典:豪徳寺「授与品のご案内」
出典:今戸神社 公式ホームページ

表のように、豪徳寺は一体の猫と寺の縁起、今戸神社は二体の猫と縁結びが軸です。商売や仕事の縁を願う人と、良縁を願う人とで、自然に行き先が分かれるかもしれません。

ただし、二つの寺社は世田谷区と台東区で東西に離れています。同じ日に両方を訪ねるなら、受付が早く閉まる豪徳寺を先に回すと、授与の時間に間に合いやすいでしょう。

東京を離れて大きな招き猫を見に行くなら、常滑や名古屋・大須が候補です。場所は次の記事で紹介しています。

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招き猫の説話と記録が残る東京の場所

授与品はなくても、東京には招き猫の成り立ちを考えるうえで外せない場所があります。新宿の自性院と、今戸焼の丸〆猫が売られた浅草です。

自性院(新宿区)の猫地蔵と石の招き猫

自性院は、黒猫に道案内された太田道灌の話が残る「猫寺」です。寺はこの話を、招き猫の起こりを語る説の一つとしても伝えています。

ただし、黒猫を供養した猫地蔵尊と、猫の顔をした猫面地蔵尊は、どちらも秘仏です。御開帳は毎年2月3日におこなわれる節分会の日だけで、ふだんはお堂の外から手を合わせます。

その代わり、参道口の石の招き猫には、いつ訪ねても会えます。寺によると、初代の像が戦時中の金属供出で失われたため、二代目は石で作られました。

最寄り駅は都営大江戸線の落合南長崎駅で、2026年10月時点の案内ではA1出口から徒歩3分です。猫地蔵を拝みたいなら、節分会の日に合わせて予定を立てるのが確実でしょう。

出典:自性院「猫地蔵」
出典:自性院「アクセス」

説話の筋や、節分会の一日の流れは、自性院の記事で詳しく扱っています。

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浅草と今戸焼の丸〆猫

浅草は、江戸の招き猫が売られた記録が残る場所です。今戸で焼かれた「丸〆猫(まるしめねこ)」と呼ばれる土人形を、浅草寺の境内で売っていたと静岡市美術館は紹介しています。

その時期は嘉永5年(1852年)です。京都文化博物館も、招き猫の名と手を挙げた姿が記録に残るのはこの年の丸〆猫だとしています。一方で両館とも、この流行は数年で下火になったと伝えました。

では、なぜ今戸で焼かれた猫が浅草で売られたのでしょうか。今戸は浅草寺に近い隅田川沿いの町で、参詣客が集まる浅草寺の境内は土産を売るのに向いた場所だったと研究所はみています。

もっとも、2026年10月時点で浅草寺が招き猫を授けているという公式の案内は見当たりません。浅草で招き猫の歴史に触れるなら、今戸神社まで歩いて今戸焼の土地を訪ねるのが実際的です。

時代は下りますが、今戸焼の職人が大正から昭和初期に作った丸〆猫は、江戸東京博物館がWebで公開しています。今戸焼の作り手の現在と、発祥をめぐる各地の説の比べ方は、次の記事で確かめられます。

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江戸の丸〆猫が、今戸の土と職人の手から生まれたと知ると、いまの招き猫の作り手も気になってくるのではないでしょうか。招き猫研究所を運営する株式会社日本招き猫総合研究所も、招き猫のブランド「Luxen Maneki」を手がけています。

六古窯の一つである瀬戸焼の伝統窯で、職人が一体ずつ金彩を手描きする招き猫です。

猫ゆかりの東京の寺社

ここからは、招き猫の授与とは別に、猫の伝説や猫の守り神で知られる寺社を取り上げます。招き猫を授かる場所と混同しないよう、それぞれの寺社が公式に伝えている範囲に絞りました。

猫ゆかりの寺社の要点

  • 回向院には、猫が恩を返した話の伝わる猫塚が残る
  • 立川の阿豆佐味天神社では、境内社が猫返し神社と呼ばれる
  • どちらも招き猫の置物を授けるという公式の記載はない

回向院(墨田区両国)の猫塚

両国の回向院には、猫の恩返しの言い伝えを持つ「猫塚」があります。寺の案内では、猫塚は文化13年(1816年)のものとされ、日本大百科全書も境内の猫塚に触れています。

回向院は、明暦3年(1657年)の大火で亡くなった人々を弔うために建てられた寺です。命あるものすべてに仏の慈悲が及ぶという考えのもと、寺は開創のころから動物も供養してきました。

そのため境内には猫塚のほかにも、犬猫供養塔や小鳥供養塔など、さまざまな動物の供養碑が並びます。毎日16時からの夕勤行には誰でも参加でき、動物の供養もその中でおこなわれます。

ただし、猫塚に伝わる恩返しの話の中身は、寺の公式サイトに詳しく書かれていません。招き猫の寺ではなく、猫を弔ってきた寺として訪ねるのが、寺の性格に合った向き合い方でしょう。

2026年10月時点の寺の案内では、JR総武線の両国駅西口から歩いて3分です。

出典:回向院「回向(勤行・水子供養・動物供養)のご案内」
出典:GO TOKYO(東京の観光公式サイト)「回向院」
出典:コトバンク「回向院」(日本大百科全書)

阿豆佐味天神社(立川市)の猫返し神社

立川市砂川町の阿豆佐味天神社には、「猫返し神社」と呼ばれる境内社があります。神社によると、この呼び名を付けたのは山下洋輔さん(ジャズピアニスト)です。

その社は蚕影神社(こかげじんじゃ)で、蚕の天敵であるねずみを捕る猫を守り神にしています。絵馬に願いを書いたあと、いなくなった猫が戻ったという知らせも神社に届いているそうです。

授与所では猫絵馬と猫守りを受けられ、2026年10月時点の受付は10時〜12時と13時〜15時30分です。境内には「ただいま猫」の石像もあり、やさしくなでるよう神社は呼びかけました。

なお、神社はペットを連れての参拝を断っています。遠方の人には猫の絵馬を郵送しており、1,300円(送料込み)を現金書留で神社へ送って申し込みます。

迷子の猫や愛猫の健康を祈る人にとって、招き猫とは別の形で猫に願いを託せる神社といえるでしょう。行き方は、JR立川駅北口から立川バスに乗り、砂川四番で降りてすぐです。

世田谷線で豪徳寺と松陰神社を回る

世田谷で招き猫を訪ねるなら、豪徳寺と松陰神社を世田谷線でつないで回ってみましょう。二つの場所は、幕末の二人の人物の墓所という点でも結びついています。

世田谷線めぐりの要点

  • 松陰神社は吉田松陰をまつる神社で、招き猫の神社ではない
  • 豪徳寺には、安政の大獄を進めた大老・井伊直弼の墓がある
  • 松陰神社前駅と宮の坂駅を使えば、両方を歩いて回れる

松陰神社は招き猫の神社ではない

「松陰神社 招き猫」で探すと、豪徳寺の情報が多く並びます。けれども松陰神社は、幕末の思想家・吉田松陰をまつる神社で、招き猫を授けてはいません。

神社によると、松陰は安政6年(1859年)に安政の大獄に連座して刑死しました。その4年後の文久3年(1863年)、門下生の高杉晋作や伊藤博文らが、遺骨を世田谷若林の地に改葬しています。

この地は、江戸時代に長州藩主・毛利家の別邸があった場所でした。墓のそばに社が築かれたのは明治15年(1882年)で、東急電鉄の沿線紹介も同じ経緯を伝えています。

一方で授与品は、松陰の直筆を写した「勝守」「志守」などで、どれも1,000円と2026年10月時点の一覧にあります。猫にちなむ授与品は、公式の授与品一覧には見当たりませんでした。

出典:松陰神社「神社由緒」
出典:松陰神社「授与品」
出典:東急電鉄「幕末の思想家・教育家吉田松陰を祀る『松陰神社』。志を胸に世田谷の歴史を歩く」

井伊直弼と吉田松陰、二つの墓所

豪徳寺と松陰神社を一緒に回る意味は、安政の大獄の当事者二人が、世田谷に近く眠っている点にあります。東急電鉄の紹介によると、当時の幕府で実権を握り、反対派を弾圧したのが大老・井伊直弼でした。

その直弼は、安政7年(1860年)の桜田門外の変で命を落としました。豪徳寺の井伊家墓所には、幕末の大老である13代直弼の墓が、2代直孝の墓などとともに並んでいます。

この墓所は、国の史跡にも指定されています。豪徳寺はもともと彦根藩主・井伊家の江戸の菩提寺で、招き猫の縁起に登場する直孝もこの家の藩主です。

つまり豪徳寺では、招き猫の縁起と幕末の歴史が同じ井伊家でつながっています。招福猫児を授かったあとに墓所へ足を運ぶと、寺の成り立ちがより立体的に見えてくるでしょう。

世田谷線での回り方

二つの場所を回るには、三軒茶屋駅から世田谷線に乗るのが基本です。松陰神社は松陰神社前駅から北へ約3分、豪徳寺は宮の坂駅から徒歩5分と、それぞれ案内されています。

世田谷線で豪徳寺と松陰神社を回るときの目安(2026年10月時点)

場所降りる駅駅から授与の受付
松陰神社松陰神社前駅徒歩約3分守札授与所 9時〜17時
豪徳寺宮の坂駅徒歩5分寺務所 8時〜15時

出典:松陰神社「アクセス」
出典:大谿山 豪徳寺 公式サイト

受付が先に閉まるのは豪徳寺です。そのため午後から出かける日は、宮の坂駅で降りて豪徳寺を先に参り、帰りに松陰神社前駅へ戻る順番が無理なく回れます。

一方で、東急電鉄によると、松陰神社から豪徳寺までは歩いて15分ほどです。天気のよい日は、片道を電車、片道を歩きにして住宅街の景色を楽しむ方法もあるでしょう。

せっかくなら、豪徳寺の招き猫をモチーフにした「幸福の招き猫電車」に乗りたい人もいるはずです。この電車は毎日走るわけではなく、東急電鉄は運行予定を1週間ごとに公式サイトで公開しています。

そのため乗りたい日が決まったら、前日までに東急の運行時刻表を開いておくと確実です。電車の見どころや運行の記録は、世田谷線の記事で詳しく紹介しました。

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ほかの地域の招き猫の寺社は、全国の一覧記事にまとめています。京都の檀王法林寺は、寺社ごとの記事で詳しく紹介しました。

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招き猫研究所の調べでは、招き猫とゆかりのある寺社は東京都内に8か所あり、都道府県別で最も多くなっています。全国31か所の寺社は、資料室の「招き猫ゆかりの寺社 全国一覧」にまとめています。

よくある質問

Q. 東京で猫のお守りがもらえる神社はありますか?

A. 立川市の阿豆佐味天神社では、猫返し神社と呼ばれる境内社にちなみ、猫守りと猫絵馬を授けています。2026年10月時点の受付は10時〜12時と13時〜15時30分です。招き猫の授与品を求めるなら、今戸神社の招き猫置物や豪徳寺の招福猫児も候補になります。

Q. 東京で招き猫はどこで手に入りますか?

A. 寺社の授与品として受けるなら、豪徳寺の寺務所(8時〜15時)と今戸神社の社務所(9時〜16時)が代表です。豪徳寺の公式サイトによると、招福猫児は大きさに応じて500円〜10,000円です(2026年10月の確認)。品不足で欠品の場合もあるため、時間に余裕を持って訪ねてください。

Q. 東京で本物の猫に会える寺社はありますか?

A. 寺社が猫を飼っていると公式に案内している例は、研究所が確かめた範囲にはありませんでした。豪徳寺の公式サイトには、近くに住む猫が境内へ遊びに来る場合もあると書かれています。境内の猫に会えるかは日によるため、会えたら静かに見守る程度にとどめましょう。

Q. 松陰神社は何の神様ですか?

A. 松陰神社のご祭神は、幕末の思想家・教育者の吉田松陰です。神社の由緒には、学問の神として崇められ、各地から人々が参拝に訪れると記されています。合格祈願の授与品もそろっています。2026年10月時点で、開門は7時〜17時、守札授与所は9時〜17時です。

招き猫研究所がつくる招き猫「Luxen Maneki」

豪徳寺の招福猫児も今戸神社の夫婦招き猫も、寺社の縁起と一緒に家へ迎える縁起物でした。ただ、受付が15時や16時に閉まるため、遠方に住む人ほど授かる機会は限られるかもしれません。

授与品と同じ意味を持つものではないと前置きしたうえで、作り手のわかる招き猫を選ぶ道もあります。それが株式会社日本招き猫総合研究所のブランド「Luxen Maneki」です。六古窯の一つ、瀬戸焼の窯で、職人が筆を執って一体ごとに金彩を描き入れています。

注文が入ってから仕上げる受注生産のため、届くまでの目安は約4〜6週間です。完成した一体は、特製の桐箱に収めて送り届けています。

まとめ

東京で招き猫を授かれる寺社は、世田谷区の豪徳寺と台東区の今戸神社です。豪徳寺は右手を挙げた白い招福猫児、今戸神社は二体で一組の夫婦招き猫が授与の軸になります。

自性院と浅草は招き猫の説話と江戸の記録をたどる場所で、回向院と阿豆佐味天神社は猫ゆかりの寺社です。授かるのか、話をたどるのかで行き先を選びましょう。

世田谷で回るなら、受付が15時に閉まる豪徳寺を先に参り、松陰神社へ足を延ばす順番が組みやすいでしょう。出かける前に、各寺社の受付時間と招き猫電車の運行予定を公式サイトで確かめてください。